2011/10/31

大橋を みたび跨いで 訪れる 瀬戸内海の 藍と白かな

明石海峡大橋
瀬戸大橋
しまなみ街道

今週も愛媛県松山市での仕事、大阪空港を離陸した後は、青空が広がっていました。おかげで、本州と四国を結ぶ3つの橋が鮮やかに目に飛び込んで来ました。客室乗務員の方も三つの橋がこれほど綺麗に見えるのは滅多にありませんよ。と言われていました。神無月の終わりにいい贈り物を頂きました。

2011/10/29

神無月 末の一枚 モノクロは 砂丘の姿 墨絵の如く

モノクロの鳥取砂丘
ここ最近の週末はBSジャパンの写真家たちの日本紀行を見ながら今週のモノクロのアップ、今週は鳥取砂丘の一枚、モノクロの世界には紺碧の空も砂丘の色も存在しません。
でも、モノクロのシンプルさが砂丘と言う大自然の深さを教えてくれました。

2011/10/28

花金は 市井の人は ほろ酔いで ロープウェイ通り 一人帰らん

淡い灯りのロープウェイ通り
花の金曜日は愛媛県松山での仕事。街中はほろ酔い加減の人で賑やかでした。私は陰影の美しいロープウェイ通りを一人、宿泊施設へ戻り、恒例の一人宴会を楽しみながらブログを更新しています。

2011/10/26

砂の丘 三十年 時空越え 訪ねる自然 風紋の粋

人がまるで蟻のように見えます。自然の雄大さを感じます。
日本海の荒波
空の碧さと砂の色がマッチしています。
昨日から鳥取に来ています。昨日は雨の鳥取でしたが、今日は快晴、気温も秋らしくなってきたので一度は行きたかった場所、鳥取砂丘へ行って来ました。

 道路標示では鳥取駅から6キロとなっていたのでジョギングを兼ねてカメラ持参で行って来ました。
実はこの場所以前来た事があります。今からちょうど30年前、妻と結婚して初めての夏休みを利用して訪れたことがあります。

砂丘は30年の時間を経ても変わらない姿を見せてくれました。また、風の流れによって形を変える砂丘は将に自然の芸術品です。

2011/10/23

安息日 古きを訪ね 壱ページ カメラの世界の 奥深さ知る

左、NHK放送の「美の壷」の本/右、私の所有するクラッシクカメラの一つ、ヤシカの2眼レフカメラ
1週間ぶりに自宅で一日を過ごしました。先日アマゾンで注文したNHK美の壷のクラッシクカメラの本が週末に届いていました。ページを捲りながら、クラシックカメラの深さを知りました。

文中に興味深い内容がありました。
「今のカメラは、シャッターを押せば、全てそれで終わり、クラッシクカメラは、まず、晴れか曇りか光の加減を見る。絞りとシャッタースピードも自分で考えなければならない。距離も自分で合わせる。つまり撮影するのに本当に手間がかかる。でも、クラッシクカメラに関心のある方は、その手間を楽しんでいる。」

その通りです。最近は何でも手軽で軽薄なパフォーマンスが横行していますが、私も、自分自身に愚直なまでの手間をかけて一歩一歩、自分を磨いていきたいと思います。

2011/10/22

自宅にて 一つの週を 振り返り 一枚眺め また一杯

道後温泉、足湯を楽しむ人たち
坊ちゃん列車と低床電車のツーショット
松山で見かけた昭和のゴミ箱
松山市内ではよく見かける句碑
徳島のひなびた商店街で
徳島でお会いしたお遍路さん
一週間ぶりの自宅です。週末の恒例となったモノクロ正方形の写真のアップ、今週は四国の旅でした。この一週間に出会った様々な被写体を一枚、一枚顧みながら、同時にアルコールの方も一杯、一杯また一杯と進んでいます。

2011/10/21

雨の前 汗とカメラの 撮る阿呆 喧騒消えて 踊りは残る

阿波踊りの街の象徴です。

こちらはJRの橋脚、レンガ造りです。
ふっと、目にとまった古い洋館
今日は昨日と反対に徳島から松山へ移動、四国は雨の一日になっていますが、徳島の早朝は未だ、雨は降っていなかったのでいつものようにカメラを持ってジョギング。徳島は阿波踊りの町です。至る所にシーズンオフの神無月でも阿波踊りの雰囲気が残っていました。

2011/10/20

車窓から 緑の山と 橋梁を 眺めて到着 昭和の阿波

四国の山中の集落
これも車窓から見た橋梁
昭和そのもの
最後は仕事の後の景色
今日は、朝から愛媛県松山市から徳島へ移動、四国ならではの高速バスの移動です。四国の山中を走る高速バスからは山の中の小さな集落やローカル線ならではの鉄橋など窓から見る景色は素晴らしいものばかりです。
3時間ほどで徳島へ到着しました。徳島の宿泊施設の近くには昭和そのもの居酒屋が懐かしい香りを漂わせていました。
そして仕事の後は水面に浮かぶ淡い灯りで寛ぎました。

2011/10/19

青空と 角度によって 輝ける 松山駅の 古さと渋さ

JR松山駅
角度を変えて撮影しました。
昭和の雰囲気の理髪店、松山市内にはまだ昭和の香りが残っています。
松山市内は松山城、昨日紹介した道後温泉と全国的にも有名な観光のスポットがあります。しかし、その町の表玄関、JR松山駅は?と聞かれると?と地元の方も返事に困ってしまいます。確かに四国の他の町、10年ほど間に大きな改装工事で見違えるようになった高松駅、駅前に大きなホテルと百貨店のある徳島駅、また、これも最近改築が終わり木の温もりを感じる高知駅に比べると松山駅は少し寂しい感じがします。
しかし、JR松山駅も今日のように秋晴れの日には綺麗な被写体になります。手前の樹木をフレームに撮影しました。

2011/10/18

街中で 出会う句碑の地 松山市 空の碧さと 撮影チャンス

道後温泉近くの展望台からの松山市全貌、左手に小さく松山城が見えます。
伊予鉄道、道後温泉駅
待機中の坊ちゃん列車、課外授業中の小学生が興味深く見ています。
有名な道後温泉本館
方向を変えて撮影しました。
道後公園内で出会った舞い落ちる銀杏
道後公園内で見かけた鯉のカップル
愛媛県松山市、以前、松山城は紹介しましたが、今日はもう一つの観光地、道後温泉へ出かけました。正岡子規や夏目漱石の句碑や記念碑をいたるところで見ることが出来ます。天気にも恵まれ絶好の写真日和でした。道後温泉本館、坊ちゃん列車、道後温泉駅、そして道後公園で出会った去り行く銀杏や鯉のカップルなど多くの写真を撮影しました。

暁の 彼方に光る 水面みて 城下の朝に 集う人々

公園近くのお堀から外灯の淡い明かりが印象的でした。
昭和4年に建てられた愛媛県庁のドーム型の屋根が輝いていました。
松山市の朝、松山城下の城山公園の夜明けです。この時間はラジオ体操を待つ人々が集まっていました。早朝の松山、いい空気、いい景色、いい写真に恵まれました。

2011/10/16

寂れても 写真の良さは 残されて ひなびた店と 雨後の駅かな

かつての写真屋さんでしょうか?今は廃屋になっていましたが、残されたポスターに昔の名残を感じます。
鳥取大学前の駅で撮影、この鉄路をたどり自宅に戻りました。
週末は、のんびり日曜日でした。先週は結構いい写真が撮れましたが、写真の本質は事実の報告。時には残酷な場面にもシャッターを。昨日、鳥取からの帰りに見かけたかつての写真店、一昔前のポスターが印象的でした。このような写真は半世紀前のカメラで撮影するのが礼儀です。
また、鳥取大学前から帰宅路の線路はモノクロで撮影しました。
クラッシクカメラは素晴らしい。

2011/10/15

週末は 過ぎ去り日を 振り返り モノクロ眺め 紅茶の香り

モノクロ正方形の仁風閣
角度を変えてみました
土塀や倉が似合う街、鳥取市内
線路は続くよどこまでも、という感じです
鳥取でお世話になっている電車
慌しい1週間が終わりました。今週は鳥取と徳島の往復、空いた時間にトレーニングジムで汗を流しました。過ぎ去ってしまえばあっという間の時間でしたが、週末自宅でのんびり振り返ると仁風閣、五臓円ビルと落ち着いた場所の写真を撮る事も出来た充実した時間を過ごすことが出来ました。
落ち着いた場所は落ち着いたモノクロ写真が似合います。
1週間の写真の回顧を好きな紅茶を飲みながら楽しんでいます。
もう一つの楽しみはBSジャパンで放送されている。写真家たちの日本紀行、普段テレビは殆ど見ないほうですがこの番組だけは毎週見ています。

2011/10/13

あわただし 月も電車も 佇んで 明日の活力 静けさの時

雲間の月
徳島駅付近
徳島での仕事を終えて、ホテルに戻る途中、天空には立待月でしょうか、木々の間から淡い光を輝かしていました。また、徳島駅近くでは一日の仕事を終えた電車でしょうか、静かに出番を待っていました。
今日は鳥取から自宅に戻り、徳島へ、明日は徳島から一度、自宅に戻り、再び鳥取へ逆コースです。慌しい時間が流れる10月ですが今夜の景色はその忙しさを少し忘れさせてくれました。

また一つ 地方で出会う 銀塩に 財布の紐が 大きく緩み

オリンパスの名機
今日は朝一番、鳥取から自宅に戻り、午前中は近くのジムでトレーニング、下り坂の天気の中、午後からは徳島移動。無事、徳島に到着しました。
実は昨日、鳥取市内で小さなカメラ店を見つけました。最近のカメラ店はどこもデジカメ専門ですが、この鳥取のお店は店頭になんとフィルムカメラが並んでいました。
デジカメにはあまり興味はありませんが、フィルムカメラとなるといつもの悪い癖が出て、オリンパスの名機を一つ購入しました。
やはり名機には風格が備わっています。

2011/10/12

文化財 仁風閣と 古いビル 時間と風が 長閑に流れ

仁風閣
池に映った仁風閣
手前の木々をフレーム代わりに
五臓円ビル、歴史の重みを感じます。
お堀付近で出会った鳥、飛翔の瞬間をと思いましたが、残念ながらこちらを向いてくれません。



昨日から鳥取に来ています。鳥取と言えば砂丘ですが市内には仁風閣という文化財があります。今日は天気も良く、いい写真日よりでした。また、智頭街道沿いには五臓円ビルと言う1930年頃建てられた建物も地味ですが文化財として存在感を示していました。