2008/04/26

山高く 名残雪見て 春遠く

久しぶりにみちのく、岩手に向かいます。途中、飛行機の中から北アルプス上空を撮影しました。ゴールデンウィーク前のこの季節、北アルプスの春はまだ先のようです。

2008/04/20

さくら舞い 季節の節目 潮がひく

母が77年の生涯を終えました。3月24日に入院し、人工呼吸器で闘病生活を送っていましたが、昨日、亡くなりました。

昨日は長崎県佐世保市で一報を聞き、直ぐにタクシーで駅に向かいました。その時、桜の花が散り、新緑の季節の訪れの風が吹いていました。母は季節の節目を自分の引き際と感じたのかもしれません。

出張の多い仕事なので、死に目に会えないのは覚悟の上でしたが、3月31日に私の携帯電話に連絡があったとき、新幹線に乗っていたので、「今、話が出来ない」と言うと、「1時間ぐらいして電話する」と答えてくれましたが、その後、意識不明になり、2度と母の声を聞くことは出来ませんでした。

あの時、母が何を言いたかったのか?そのことが少し気がかりです。
おそらく、子供の頃から勉強の出来ない私に、一生かけて、考えるようにと宿題を出してくれたのかもしれません。

さくらの季節から、新緑の季節、この時期になるとハナミズキの歌が聞きたくなります。母の宿題の最初の問題の答えでしょうか?

2008/04/15

春霞、鳥のめで追うわが住まい


今日は午後から高知へ移動です。天空から見た阪神間の街。実は私の家もこの辺りにあるのですが、残念ながら確認は出来ませんでした。しかし、阪神間の海は埋立地の集合体になっています。子供の頃の海岸線は行方不明になっています。

2008/04/11

散る桜、川の流れと無常感


博多に来ています。昨日の雨が嘘のように良い天気です。街の中心を流れる那珂川に咲く桜が自分の使命を終えたかのように、ひとひらまたひとひら散っていく様子に世の無常を感じるは私だけでしょうか?

2008/04/09

戦争と平和




広島に来ています。少し時間が出来たので原爆ドームや平和公園を探索、原爆の悲劇の象徴と花見をする人々の幸せ、川を挟んで対照的な風景を鑑賞できました。でも、戦争と平和はこの風景のように表裏一体なのではないでしょうか?今の平和を大切にする感謝の気持ちと戦争という手段を使わない勇気の必要性を感じた卯月の昼下がりでした。

2008/04/03

卯月の朝、坊ちゃん列車でご出勤


松山市内を走る坊ちゃん列車です。観光客に大人気。路面電車のある町ならではの交通機関です。