2009/01/31

雨の日に さりげなく傘 差し出せる 自分の歩み 襟の輝き


お気に入りのピンバッジが届きました。ある人から「傘のような人」つまり、普段は役に立たないけど、雨降りには絶対必要な人物、と言われたことから傘を自分のトレードマークにしています。インターネットのショッピングサイトで見つけた黒と白の傘のピンバッジ、さり気なくスーツの襟につけて如月(2月)も仕事に励みます。

2009/01/28

睦月末 花見の宴 ただ一人 酒より光る 観賞の美


今年になり三度目の沖縄です。一月下旬のこの時期、2週間前は蕾だった桜が既に満開。沖縄の桜はヒカンザクラといい本土より色が濃く感じます。
感心したのは、本土は桜の季節には酒盛りの宴会ばかりですが、ここ沖縄は桜の下での宴会は少ないと聞いています。私も、沖縄で一人、桜の美しさを観賞させて頂きました。

2009/01/26

青春は 実年齢を 飛び越えて 学ぶ乙女の 心に宿る

学習の様子













1年に一度のことですが、生涯学習のグループ「なかま」学級のみなさまです。昨年も紹介させてもらいましたが中高年の女性のみの学習会です。もう、5~6年のお付き合いですが、毎年1月の終わりから2月の初旬にかけて、時の話題をテーマに2時間ほどお話をさせて頂いてます。きょうは今一番の話題、経済の動向についてがテーマでした。いつも感心させられるのですが、兎に角、みなさん、熱心で話を真剣に聞いておられます。知識に対する好奇心は大学生以上の若さを感じます。学ぶ気持ち、人の話を聞く謙虚さが若さの秘訣かもしれません。講演をしたのは私ですが、学ぶことの大切さを教えてくれたのは「なかま」学級の乙女の方々でした。

2009/01/24

東路で 出会った時間 真剣美 まことの教えと 信頼の幹

羽田空港のロビー
22日から今日まで普段とは少し違った仕事で東京に出張でした。日頃は大学生相手の講義ですが、今回は社会人の研修講座です。社会人は生活がかかっているので何事にも真剣です。勿論評価も厳しく、安易な人気取りやパフォーマンスの講義は通用しません。反面、こちらも真剣に接するので本当の信頼関係を創りあげることができます。

2009/01/20

困難は 時に好機の 招き猫 名作の秘話 耳を傾け

我々世代より若い方はご存じないかもしれませんが、「君の名は」というドラマがあります。戦前の東京大空襲の時に知り合った男女が、戦時体制の中、お互い生きていれば、半年後、それが叶わなければその半年後、二人が出逢った銀座の数寄屋橋で再会を誓います。でも、その後の二人はで逢う事はなく、ようやく出逢った時は女性は人の妻となっていた。というストーリですが、今のようにメールや携帯のない時代しかも戦時下という過酷な時代のラブロマンスとして、1952年ラジオドラマとして放送された頃は、女風呂(当時は銭湯が多かった)が空になると言われたくらい大ヒットしたドラマです。このドラマの最大の見所はすれ違いです、戦時下と言う事もあり、男性がその場所で待っていたら、女性が何らかの理由でその場所に現われない、また、その逆といったお互いのすれ違いに当時のファンは魅了されたそうです。
この作品の作者は故菊田一夫先生(以下敬称略)という方ですが、先日、あるテレビの番組で生前のこの方のインタビューが放送されていましたが、その内容が実に印象深いものがありました。あれ程のドラマ、どんな構想で作成にはどんな苦労があったのか?と言った事をアナウンサーが質問した時。菊田一夫は当時、舞台の仕事をしている時、出演を依頼した役者が忙しくなってその場所に来る事が出来なくなった。困った、と考えたが役者が来ないなら、行方不明になったとか場合によっては亡くなった、というストーリーにしようと創られたのが後の名作「君の名は」だったしみじみと語っておられました。
最近は、派遣切り、内定取り消しと、不況と暗い話ばかり、そこで聞こえてくる声は、将来は真っ暗とか、未来が無いという内容ばかり、肝心な事は、今の現状を受け入れて、その状況下でどんな対策をとるかではないでしょうか?今の社会は暗い時代になると今の社会や現状を嘆いたりするのが常です。何事もそうですが対策を立てないと生活出ません。かつて菊田一夫先生が役者が来ないとという困難を逆手にとってすれ違いドラマの「君の名は」をヒットさせたように、困難には必ずチャンスが潜んでいます。

2009/01/17

歳月は 十と四ヵ年 流れ去り 小さき命 十五の春へ

神戸に住む者にとっては、1月17日は忘れられない日です。今でも当時のことをよく覚えています。多くの方が亡くなり、家を失い、家族を失いこれ以上の不幸は実際に見聞した者からすれば筆舌尽くし難いものがあります。
年を重ねて14年、当時生まれたばかりの小さな命も今年は高校受験の世代となります。中には御両親を亡くされ辛い生活を送ってきた生徒もおられるかも知れませんが、自分の未来に一歩づつ近づいて欲しいものです。

2009/01/15

南風も 瞬時に凍る 出雲の路 紅の桜が 真白き雪に

那覇の夜明け

15日の朝、8時50分の飛行機で沖縄から神戸へその後電車にて移動し、午後の便で大阪空港から出雲空港へ、沖縄は気温16度くらいでコートなしで過ごせましたが、ここ出雲は雪景色。2009年1月15日は南風の沖縄から雪化粧の出雲への移動。この間、初春の桜と真冬の雪を体験できました。移動の多い仕事ならではの楽しみです。

2009/01/14

本土より 早咲きさくら かいま見て 吾が生業の 微々の喜び


私は人からプレゼントは貰いませんが、各地方で自然から小さなプレゼントをよく頂きます。ここ沖縄で小さなプレゼントを頂きました。桜の開花です。勿論、本土のものとは違いますが、鮮やかなピンク色の花が開花していました。私の仕事は出張が多くほぼ全国に出向いていますが、睦月、一月から桜を見ることが出来るのは質素で小さな贅沢です。

いつの日か 波怒れる海 室戸の岬 微風の安らぎ 願いは永久に














今年2回目の沖縄行きです。飛行機の中で私のようにネクタイをしているビジネススタイルは少数です。不景気が本当なのかと疑いたくなるほどの観光客で溢れています。
前回は四国の足摺岬を紹介しましたが、今日は同じ四国の室戸岬を紹介します。昨日は天気がよく上空から見る限り太平洋の波は穏やかです。しかし、この付近は、東南海沖地震が起きれば大きな津波で甚大な被害が起こると言われている場所です。無理な事かもしれませんが、いつもこのように穏やかで波静かな海が続くように願っています。

2009/01/11

近づけば 月の笑顔も 霞むもの ほどよい長さ 最上の美














最近はジョギングを楽しむ日々が続いています。特に朝のジョギングは人通りも少なく、空気は美味しいので快適です。今朝は5時に起きて1時間ほど汗を流しました。と、その時私の目に実に美しい月が飛び込んできました。下手な撮影のためあまり綺麗に撮れていませんが、実際の月は冬空に輝く宝石です。しかし、この月、昨日帰りの飛行機の中で見た月と同じものですが、地上から見る月は昨日の飛行機から見た月より数段美しく、心に響くものがありました。月への距離だけ考えれば、昨日の飛行機から方がそれだけ月に近づいているのに、離れてみた月の方が本来の美しさをより一層輝かせています。

人も密接な関係より、ある程度距離を置いた関係の方が節度を守り、礼節を保つ事ができます。最近は、過剰と思えるくらいのサービスや接遇がもてはやされていますが、月を見るにも一番いい距離があるように、人間関係にも節度と礼節を忘れない、さり気ない思いやりが保てる距離が一番美しいのではないでしょうか?

2009/01/10

天空で 出会いし月の 白い顔 茜の雲で くれないの頬


那覇空港を飛び立ち、暫くすると、またまた、素晴らしい景色が私を待っていました。夕暮れの月です。地上は低気圧の影響で曇りから雨、雪の天気ですが、1万m以上の上空は雲が下に住んでました。時間は夕暮れ白い月の顔がほんのり赤く染まって見えました。

那覇の雨 翼の前の レインボー 家路の前の 時の潤い


年初の1週間、沖縄での仕事でした。今日の夕方の便で那覇空港から家路に着きました。その時、見た見事な虹、雨上がりに飛行機の翼との組み合わせが実に鮮やかでした。航空機に乗り込む寸前に見たこの景色は、豪華な空港ラウンジでの時間より素晴らしいひと時でした。

2009/01/06

足摺の 岬の鏡に、太平洋 空また雲も、わが身を映し


沖縄行きの飛行機から見た、高知県の足摺岬、今日は天気に恵まれていたので太平洋が鏡のように輝いていました。青い空も白い雲も太平洋の大きな鏡に自分姿を映していました。最近は乗り物の中で平気で鏡を取り出して化粧する女が増えていますが、こんな素晴らしい鏡なら大歓迎です。