2014/02/21

愛の旅 見果てぬ夢の 沙羅の雪 フリーが決めた 心のメダル

ソチオリンピックも終盤、今回はメダルラッシュに沸いていますが、モーグル4位の上村愛、金メダル確実と言われたジャンプの高梨沙羅は4位でメダルに届かず、そして悲願の金メダルといわれた浅田真央、この3人の女性はいずれもメダルを獲得することが出来ず残念な結果に終わってしまいました。

しかし、私は美しき敗者という言葉好きな人間なのでこの3人には輝く心のメダルをかけてあげたいと思います。

上村愛子さんは出場した全てのオリンピックに入賞している実力者、高梨沙羅さんは過去、ワールドカップで最多勝利、浅田真央さんも過去に数多くの栄冠に輝いた女性です。

たまたまオリンピックでメダルが取れなくても我々に多くの感動を与えてくれた女性です。
心から拍手と心の金メダルをかけてあげたいと思います。

間もなく卒業の季節ですが例え自分の希望でない仕事についてもそれは人生の敗北ではありません。
どこかで誰かが美しき敗北を応援しています。

2014/02/01

四十年 六十四年 六年後 都に咲くか 五輪の炎

昨年決定した2020年の東京オリンピック&パラリンピック、経済効果、リニア新幹線など素晴らしい未来の日本が待っているみたいですが、過去、日本にオリンピックが決まったのは3回、えっ?
2回ではという声が聞こえそうですが、前回の1964年の東京オリンピックの前に1940年にオリンピックが決定したことがあります。しかし、この1年後の1941年12月8日は太平洋戦争が始まった年、そのためこの時のオリンピックは返上となりました。

そして前回の1964年の東京オリンピックは高度経済成長の象徴として輝かしい成果を残しました。
私自身、この時小学校4年生、子供心に何にか日本が大きくなっているのを感じました。

果たして6年後の2020年の東京オリンピック&パラリンピックはどのような祭典になるのでしょうか?

物事は最善と最悪とを考えておく必要がります。

最善は世界の国が日本のおもてなしに感動し、また、交通網の素晴らしさに感動して1964年の東京大会以上の成果を残し、成熟国家日本を世界に誇れる大会になると思います。

しかし、最悪の場合は最近の日本の政治指導者の振る舞いから中国、韓国のボイコット、また、失望という意外なメッセージを発表したアメリカも不参加となれば、アメリカ、韓国、中国略してAKC2020というどこかの国のアイドルグループのような東京オリンピックボイコット運動が起こるかもしれません。

好事魔多しという言葉があるように朗報に浮かれることなく6年後の日本を真剣に考えなければいけない時が来ているのではないでしょうか?