2009/04/26

鳥を越え 突然豚が 追い越して ワクチン探して 世界が騒ぐ 

突然、豚インフルエンザのニュースが流れました。つい、何ヶ月前は鳥インフルエンザで何万人が亡くなると騒いでいました。危険や不幸は全く予期せぬところからやってきます。気の毒なのは鳥や豚、日頃は美食家の対象なのにこんな事態になれば嫌われモノ。滅多に肉を食べない私ですが今日は豚肉を頂きました。

2009/04/22

40年 流れた歳月 振り返り 思い出の曲 自己の原点

「今日はカーペンターズ結成から40周年。」テレビのニュースが報じていました。
私の青春そのものです。中学校の頃、英語と音楽が全く出来なかった私が唯一気に入っていたのが、このカーペンターズです。心地よく軽快で分かりやすい。現在の自分の原点があります。
今日は新幹線での移動ですが、車内では携帯電話に取り込んだTop of the world,Yesterday once more等を聴きながら青春の思い出を振り返ってみます。

2009/04/21

ザビエルも 毛利、維新も 過ぎ去って 苔むす木々の 昔の話

上から ザビエル記念聖堂/苔むす木々 /山口市内/



















昨日の雨が嘘のように爽やかな空気が流れているザビエル記念聖堂。今日は山口市に来ています。山口は毛利元就、あるいは明治維新発祥の地として歴史には事欠かない場所です。
ザビエル記念聖堂のある高台から見る山口市内は、近代日本のスタート地点とは思えないほど静かな街です。歴史の大きな潮流も過ぎてしまえば過去のこと、苔を蓄えた木々が歴史の深さを語っていました。

2009/04/17

情報に 振り回されて だまされて それでも人は 空を飛ぶ















今週は三重、山口、そして愛媛と移動、三重から山口は近鉄と新幹線の陸路、山口からは新幹線と高速船で海路、愛媛へ、そして今日は松山空港から空路で自宅に戻りました。陸海空の移動でした。
ところで松山空港に着いてカウンターの上にある予定表を見て、ビックリ、大阪行きはどの便も満席、世間では100年に一回の不況と言われるが、本当なのだろうか?本当に生活に困っていれば旅に出たりしないのではないでしょうか?数字や情報が一人歩きをしているかもしれません。

2009/04/14

モノクロで 光る感性 磨かれる ホテルの絵画 春夏秋冬 















昨日から、三重県津市に来ています。三重県は小学校の修学旅行以来です。外は雨で退屈な時間が流れていますが、感動したのはホテルの部屋の絵画、モノクロですが、実はよく見ると、チューリップ、青い海、果物、椿と春夏秋冬となっています。季節の色取りをあえてモノクロにすることによって想像性や感性を培う、ホテルの部屋が小さな美術館になりました。

2009/04/10

西の空 役目を終えた 満ちた月 悲喜の歴史を 黙して語らず

本土は連日いい天気が続いているようですが、ここ沖縄は曇り空の日々です。いつものように朝早くのジョギングで一日が始まりました。琉球大学を1週のんびりと走ってきました。その時、西の空には雲間から綺麗な満月が主役を太陽に譲るかのように奥ゆかしい姿を見せてくれました。
ここ沖縄は、戦前戦後を通じて悲喜こもごも歴史を刻んだ場所でもあります。人は歴史の真偽に口角泡を飛ばせて議論しますが、真実を知っている月が真実を語ることは永遠にありません。饒舌が人気を占めるこの時代、真実を知るものは寡黙を守ること。琉球の月が教えてくれました。

2009/04/07

風に鳥 南の国の 宝物 時と空気の 二重奏















今日も朝からジョギングを楽しみました。宿泊施設から仕事場の琉球大学まで、そして琉球大学を1周ゆっくり走ってきました。約30分の小さな旅行です。ここ沖縄は朝、小さな雨が降っていました。でも、琉球大学の中を走っていると鳥の声、新緑の香りと本土では味わうことの出来ない雰囲気が漂っています。心地よい汗をかいた後の朝食は私にとっては最高、上質のご馳走です。

2009/04/05

艱難に 耐えて開いた さくら花 流れる時は 名前も知らず















私にとっては、本年最後の桜です。というのも明日から沖縄で1週間仕事のため、今度、自宅に戻った時には桜は花を散らしていることでしょう。思えば、桜の花は不思議な生き物です。花を咲かせている時は人が賞賛する桜の木ですが、一旦、花を散らせてしまえば、ただの樹木になります。桜の花のない樹木はこれが桜の木で春には花を咲かせると言う事を忘れさせてくれます。でも、その間、この桜の樹木は夏の熱さにも冬の寒さにも耐えてまた春に花を咲かせます。思えば、桜の季節は出会いと別れの季節です。その刹那さが桜の魅力を輝かせているのかも知れません。また、一年、猛暑と極寒に耐える桜に感謝の言葉を送りたいと思います。

2009/04/02

文学と いで湯の街で 一休み 小路で見える 流れる時間  

ロープウェイの乗り場













松山の小路















松山空港を降りて市内に向うリムジンバスの中で「文学といで湯の街、松山」という車内放送が流れます。
その放送の通りここ松山では市内のいたるところで漱石、子規などを思わせる記念碑や建物が多く見られます。
道後温泉、松山城の観光スポットも有名ですが、私が個人的に気に入っているのは宿泊しているホテルから大学へ向う徒歩で10分程度の小さな商店が迎えてくれる小路です。銀行、郵便局、学習塾から松山らしい骨董品のお店、あるいはNPOの事務所など千差万別のお店が並んでいます。また、松山城へのロープウェイの乗り場も顔を見せてくれます。松山へ来られた時にゆっくり流れる時間の欲しい方は是非とも10分ほどの小旅行をお楽しみ下さい。