2009/03/01

振り向けば 永久の別れの 天守閣 信濃の路で 如月の雪

大学構内














南天と雪














今日は弥生3月ですが、2月の末は約1年ぶりに、信州松本で仕事でした。26日はいい天気でしたが、27日は朝から雪が降っていました。南天の赤い実に雪の白さが程好く混じりあい素敵な景色をプレゼントしてくれました。

思えば、前回、この松本を訪れたのは昨年の弥生3月の頃。約1年ぶりの松本は何も変わることなく落ち着いた時間が流れていました。綺麗な松本城も私を迎えてくれました。
ここ松本は、昨年訪れた時、母が緊急入院したという連絡を受け、半月後に帰らぬ人になった場所でもあります。あれから一年、時の流れの早さに忘れがちだった母のことを思い出させてくれる場所です。
形式的な1周忌や行事より、時々、帰らぬ人への冥福を季節の変化と共に思い出すのが、私流の弔い方です。

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