2009/09/03

成功も 失敗もまた 学ぶもの 世の移ろいは 知識の泉















改革より革命と言われた衆議院選挙も終わり、民主党の躍進と自民党の凋落がクローズアップされていますが、ここは冷静にこの二つの政党の明暗を考えてみます。
まず、民主党の躍進は、仲良しグループの中に小沢一郎氏という異分子が加入した事ではないでしょか?一般的に仲間は気心の合った者同志の方が上手くいくように言われていますが、大きな仕事を成し遂げるには、時には摩擦も必要です。どちらかと言うと、政治家サークル的なのりだった民主党に小沢氏という怪物が加入した事により、戦う組織に生まれ変わったのではないでしょうか?
一方、4年前、当時の小泉首相の下での郵政民営化選挙で地すべり的勝利の自民党が今回の選挙では解党的出直しを余儀なくされました。この4年間は何だったのでしょうか?それは本来の姿を忘れた事ではないでしょうか?本来の自民党の姿を忘れ、短絡的なポピュリズムに流れ時代の寵児や人気者など、話題作りに走りすぎたのではないでしょうか?どんな組織も本来の姿を忘れ、短絡的な成功を求めると惨憺たる結果を招いてしまいます。
2009年衆議院総選挙はどこの組織にも考えさせられるような教訓を残してくれました。
宿泊先の松山のホテルから美しい夕日が世の移ろいを眺めていました。

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