2010/11/25

四十年 思いの通り 空っぽの 世になれ果てた 迎合社会

今日は、三島事件から40年、当時、高校1年生の私は放課後のホームルームで担任の先生から三島由紀夫の死を教えてもらいました。三島由紀夫の思想や哲学の論評は控えますが、私が一番、印象に残っているのは、1970年、当時はどこの大学でも学園紛争真っ盛り、進歩的文化人と称する方が闊歩していた時代に、三島の憂国思想は当時としては極めて少数の考え方でした。
あの時代によくあれだけの言動が出来たと思います。40年の歳月が流れ今の社会を振り返ると、三島の言葉通り、残ったのは空っぽの社会だけ、大衆迎合や他人を気にする社会になってしまいました。いかなる時代も哲学だけは忘れないようにしたいと思います。

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