2010/11/08

学問と 儀式栄えて 道廃れ 本末転倒 世の流れかな

最近書店を覘いてみると「~学」、という書籍が目に付きます。親子学などです。
前向きにものを学ぶことは良いことなので大いに学問で自己研鑽することはいいことだと思います。しかし、あまりにも「~学」氾濫しています。先日も合成麻薬の使用方法という学問が紹介されていました。押尾学と言うそうです。
世の中には学ぶことより慣れることが道を開くものがあります。例えば、面接対策などはそのプロセスを知ることは大切ですが、実際に面接で話をする内容まで学んでいるのは本来の目的から逸脱しています。
また、同様に今までなかったセレモニーが行われています。例えば先日あるテレビは離婚式と言うのを紹介していました。離婚をきっかけにそれぞれ違う人生を歩む第一歩のきっかけにしようと言うのが目的だそうです。実施するしないは、ご両人の判断で結構ですが、世の風潮としてそれを実施する人々が増えてくるとそれ商売とする業者が跋扈する結果となります。
学問も儀式も本来の目的は何なのか?を考えさせられる今日、この頃です。

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