2009/11/28

子規が詠み 漱石が書く 伊予の国 自然の恵み 色彩の妙

















今週は島根から、九州、そして週末はここ愛媛県松山市での仕事でした。松山はいい天気で大学校内の紅葉はより鮮やかでした。空の青さと紅葉の赤、黄が見事にコーディネートされています。また、明日からNHKで始まるドラマ、「坂の上の雲」の舞台でもある松山は文学の町でもあり、いろんな所に正岡子規や夏目漱石の作品が紹介されています。
夏目漱石の名作、「坊ちゃん」の舞台でもある松山ですが、私は漱石の「我輩は猫である」に深い思いがあります。それは私が子供の時に最初に読んだ文学作品でした。当時、ビックリしたのは、この作品は猫がご主人を観察して自ら作品を描いた様になっていました。「我輩は猫である、名前はまだ無い~」で始まる文頭部分に強い衝撃を受けました。勿論、猫がペンを執って文字を書くことは出来ませんが、猫の目で見た人間社会は印象深いものがありました。
最近は猫も小説を書くことより、アヒルと力を合わせて保険のセールスに忙しい日々を送っているみたいですが、松山の鮮やかな紅葉を鑑賞していると、多忙な時間も忘れさせてくれます。良い週末の時間を頂きました。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは。
鳥大の、前列から2番目に座っていた者と言えばお分かりいただけるでしょうか…。

もう先生の講義はないということで、とても寂しく思っています。半年後に合格の報告ができるように頑張ります。