2009/11/22

時が過ぎ もとの姿の せせらぎに 車窓の景色 哀悼の念 














久しぶりの日曜日の休日です。世間並みにのんびりとした時間を楽しんでいます。最近は鳥取での仕事が多かったのですが、写真は鳥取に向かう電車から1ヶ月くらい前に撮影した佐用町役場です。今年8月、この地を集中豪雨が襲い多くの尊い命が奪われました。壊れた橋や修復中の家屋など今でもその時の傷跡が残っています。
今年、この場所を最初に通過したのは若葉の5月の頃でした。その頃には家族で夕飯、慌しい朝の支度など、いつもと変わらない幸せがありました。人の幸せは豪華な旅行や高級レストランの食事ではなく平凡ではあるが家族が無事で生活出来ることではないでしょうか。そんな平凡ではあるが大切な幸せを大自然は一瞬に奪ってしまいました。
当時、多くの人命を飲み込んだ河川は何も無かったかのように穏やかな流れでした。
電車の中で出来ることは犠牲になれれた方の冥福を祈るだけでした。

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