2009/04/10

西の空 役目を終えた 満ちた月 悲喜の歴史を 黙して語らず

本土は連日いい天気が続いているようですが、ここ沖縄は曇り空の日々です。いつものように朝早くのジョギングで一日が始まりました。琉球大学を1週のんびりと走ってきました。その時、西の空には雲間から綺麗な満月が主役を太陽に譲るかのように奥ゆかしい姿を見せてくれました。
ここ沖縄は、戦前戦後を通じて悲喜こもごも歴史を刻んだ場所でもあります。人は歴史の真偽に口角泡を飛ばせて議論しますが、真実を知っている月が真実を語ることは永遠にありません。饒舌が人気を占めるこの時代、真実を知るものは寡黙を守ること。琉球の月が教えてくれました。

0 件のコメント: