2009/04/05

艱難に 耐えて開いた さくら花 流れる時は 名前も知らず















私にとっては、本年最後の桜です。というのも明日から沖縄で1週間仕事のため、今度、自宅に戻った時には桜は花を散らしていることでしょう。思えば、桜の花は不思議な生き物です。花を咲かせている時は人が賞賛する桜の木ですが、一旦、花を散らせてしまえば、ただの樹木になります。桜の花のない樹木はこれが桜の木で春には花を咲かせると言う事を忘れさせてくれます。でも、その間、この桜の樹木は夏の熱さにも冬の寒さにも耐えてまた春に花を咲かせます。思えば、桜の季節は出会いと別れの季節です。その刹那さが桜の魅力を輝かせているのかも知れません。また、一年、猛暑と極寒に耐える桜に感謝の言葉を送りたいと思います。

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