2008/04/20

さくら舞い 季節の節目 潮がひく

母が77年の生涯を終えました。3月24日に入院し、人工呼吸器で闘病生活を送っていましたが、昨日、亡くなりました。

昨日は長崎県佐世保市で一報を聞き、直ぐにタクシーで駅に向かいました。その時、桜の花が散り、新緑の季節の訪れの風が吹いていました。母は季節の節目を自分の引き際と感じたのかもしれません。

出張の多い仕事なので、死に目に会えないのは覚悟の上でしたが、3月31日に私の携帯電話に連絡があったとき、新幹線に乗っていたので、「今、話が出来ない」と言うと、「1時間ぐらいして電話する」と答えてくれましたが、その後、意識不明になり、2度と母の声を聞くことは出来ませんでした。

あの時、母が何を言いたかったのか?そのことが少し気がかりです。
おそらく、子供の頃から勉強の出来ない私に、一生かけて、考えるようにと宿題を出してくれたのかもしれません。

さくらの季節から、新緑の季節、この時期になるとハナミズキの歌が聞きたくなります。母の宿題の最初の問題の答えでしょうか?

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